新年寿司パーティーin神保町
神保町ぶらり旅の日のはなし。
美味しそうなお店をみかけると、ツイッターのタイムラインに流しておく。
するとまあ、大概だれか反応をくれるので、しめしめと誘い出してご同伴に預かるわけですよ(悪い顔)
寿司があれば世界平和が訪れる。
これ、回転寿司というジャンルの最高峰かも…!全皿150円均一の神保町「赤舎利もり一(もりいち)」が何から何まで素晴らしかった(http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/tos/4085)
今回はこの記事をエサに塔ちゃんを釣りました。しめしめ。
いざ神保町
今回は神保町店に訪れました。
駅から5分ぐらいです。近いね。
ハーフ&ハーフ制度神。
たこの卵だってよおくさん…
大勝利の旨さ。
割合同性の中では量を食べれる方なので10皿と、あら汁をいただきました。
そのあとは街中さんぽして、よさげな雑貨屋入ったり、お茶したり。
妖怪のてぬぐい!で、相馬の古内裏のがしゃどくろが!
えええ相馬の古内裏大好きなんですけど!って近寄ったら肝心の手ぬぐいの柄ではなかった。
紛らわしい!
書店に併設されてた、神保町いちのいち、大好きなんですけど。
今回は御手紙を買って、喫茶店で読みました。
入った喫茶店はさぼうる。
木でゴテゴテになっててかっちょいい〜
交換して読んだロボットの手紙もよかった。
この歳になるとしたためた便箋なんて送ることも貰うこともめっきり少なくなるばかりなので、疑似的でもテンションがあがるというものです。
パイナップルジュースと、チーズケーキ。
パイナップルジュースが飲むパインアメって感じで無限に飲んでいたかった。いつまでも口に入れていたいッ…
地下の席に通されたんですけど、音がほんわり遮断されつつ、ストーブがほかほか暖かくてよかったです。
神保町ぶらりはおしまい。
この日の番外編
夜は、モバイルハウスを作ってる友達のところに遊びに行きました。
近くの店で鶏そば。
店の入り口にブタのスーパーマン…
モバイルハウスハウスは、良すぎたけど携帯の電源切れてノーフォト!
近くの自販機可愛くて永遠に眺めてた。
彗星くんのはなし
忘れたくない記憶は、手放す前に書いておくのだ!
今回は彗星くんのはなしです。モバイルハウスの家の住人のひとり。
「DIYの真髄見たい?」
「(絶対変な人じゃんやばい)」
出会って第一声で直感的に、「あ、」と思いました。このひとも変なひとだ、と。
変な人すぎて気になるから先回りして調べて、本名言い当てて驚かせてました。ごめんね。
自己紹介したときに
「お互い宇宙だね」
という返事をくれてロマンチック大賞2017でした。受賞おめでとうございます。
後日受賞のお知らせしたら「ずっと獲りたかったんです!」って好きすぎるお返事くれました。いいひとだなー!
スチームパンクや蚤の市とか、これやばいよね!たまらないよね!って話に花を咲かせたり、電話口でなんとかあっち向いてホイしてみたり変なひとでした。彗星くん変なひとだ。
年越しひとりだから出かけようという誘いを断ってしまったのを、今でも後悔している。
好きなものがとても似てて、彗星くんはお友達と会社を作ってて、楽しそうな仕事もしてた。
「吉沢ちゃんは、俺のことも俺たち(一緒に住んでる友達)のことも大好きだよ」と言われました。
まっすぐ、何も遮らずに。
『自分のことが大好きだよ』といえる気持ち。すごく、すごくいいな、と思った。
私は自分を素晴らしい人間だとは言えないと思っているので、眩しかった。
出かけついでに今から行っても大丈夫?と、友達と暮らしてる家?倉庫?会社?にお邪魔してきた。
「掃除したいからまってて!」
「わかった」
そんなことを話して、表をうろうろしてたら、建物から「ブイイ〜ン」と掃除機の音。
後で「掃除機の音聞こえてきたよ〜」と笑いながら報告したら「それ掃除機じゃなくてドリルの音!」って笑って返されました。
なんでだよ。
倉庫の半分が作業場になってて機材あれこれあるんだって。すてき。
モバイルハウス(軽トラが家になってる、これがすごいんだ)を2つばかり見せてもらった。それぞれが機能的であり、心地よかった。
なんというか、中身を見せてもらってる気持ちだった。
暮らしてる家の中はそのひと足らしめるもので占められるのは勿論だけど、家ごと作ってるんだもの。
立体物を作るのは苦手で不得意だと自負しいるので大層尊敬した。
そのあとは、シェアしてるお友達の子ふたりも交えて、ワイワイお酒飲みながら手作りのボードゲームに混ぜてもらったり、楽しかった。
単語カードを7つ組み合わせて遊ぶゲームなんだけど
「一番バイブスの高い文書考えたひとの勝ちね」
「一番バイブスの高い文書」
これがまあ、たのしかった。自分の意見を述べるのを恥ずかしいと感じる日本人らしく、とても手間取って迷惑をかけてしまった。申し訳ない。
英語と日本語が飛び交う倉庫だった。
彗星くんは花が咲いたように話す人で、人に好かれる人だなと思う。それを伝えたら「自分もそう思う」と言ってた。わかる。
今まで、だれか他人と暮らす(シェアハウス)は自分には向いていないとずっと考えていたけど、こういうひとたちとならば暮らすのは楽しいだろうなと直感で感じた。
帰るのが寂しくはあった。「今夜はみんなでソファでくっつきながら映画見ようよ」と話してるのを横で聴きながら、ヘンゼルとグレーテルの家のようだなと思った。
上手く言えないけど、子供同士の楽しい同居。あったかくてまぶしい。
暮らしてるのはみんなモノを作るのが好きな子だった。建築、写真、絵画…。
直感で感じて話しても分かり合ってたし、お互い良いものをすぐに伝えて分け合っていた。
モバイルハウスの中で亡くなったら、それが棺桶になる話が個人的には面白かった。
気まぐれの猫みたいな、まっすぐで眩しくて、また何か機会あれば遊びに行きたいし新作のモバイルハウスだって見てみたい。
モノを作る人で、「引力が強いな」と感じたのはふたり目だなあ。もっともっと引力強い人に出会っていきたい。光の伝導体。
まとまりません。おわり。