吉沢の日記

楽しい生活をちらほら残すために。

親友が人妻になってしまった

夏用に新しく揃えたドレスを着て、髪の毛は自分でせっせと結んで式に出かけた。

 


小学校から同じだった友達は自分を含めて2人だけだった。

職場恋愛で、式には同期や上司の方が多く見えてた。

 

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彼女との、一番古い記憶がなんだったか考えながら、初めて大げんかした時、次の日に「ごめんね」という旨の手紙をくれたことを思い出した。たぶんまだ手紙箱の中に入ってる。

あとは、彼女の家で水ゼリー(きなこと黒蜜をかけてたべる、ダイエットなのだ)を頂いたこととか。

彼女と遊ぶのが楽しくて、水泳の習い事を1回休ませてもらったこととか。多分蓋してあるだけでまだまだ何かある。ドッチボールが強かったとか、背が高くてキーパーに選ばれやすかったとか。

 


15年以上も付き合いがあるのか。長いな。

結局3次会まで参加したし、彼女がドレスを脱いで私服に着替える時の手伝いもした。

世界でいちばんきれいだった彼女はドレスを脱いでも美しいままだった。

 

 

 

親友だという話をすると「じゃあよく旅行に出かけるの?」と聞かれたことがある。いやまあ、しかし、彼女と旅行に行ったことがない。

でもなんだろうな、なんて言えばいいんだろう。

10年ぐらい会ってなくても変わらずに「よっ!」って迷いなく声かけるし、たぶんおばあちゃんになってもグダグダお茶しながらゲラゲラ笑ってると思う。入れ歯が吹き飛ぶぐらい笑ってると思う。

 

 

 

人生の伴侶は魂の片割れだそうなので。

聡明で美しく思慮深い彼女の、そんな彼女の選んだ旦那さんも、一等にすてきなひとなんだろうなーと思うとやっぱり今でも泣けてくる。

 


式の日のカメラロールを眺めてると、あまりにも幸せに笑う彼女の写真ばかりだ。

 


似顔絵と、料理が苦手な彼女が使えそうな結婚祝いを何か送りたいなーと思う。おうちにもお呼ばれすることになってる。楽しみだなー。