【宅飲み】握られた寿司とてっちり鍋出てくる会に召喚された。
「明日忘年会するけど、くる?」
「ひま!行く!」
二つ返事だった。
意気揚々に迎えた当日は、腹痛でベンチとお友達になってました。お待たせしたメンバーのみなさんごめんなさい。本当に。
買い出し
後ろに3人、前に2人、計5人で車に転がり込んで食材を買い出しに。訪れたスーパー、品目の揃えがとてもよくて全員大歓喜。もはや簡易テーマパーク。お値段も安くて、こんなスーパー近所にほしい〜。
どうしてか世紀末みたいだな、と思ったお酒のパウチパック。コップに注がずに、口に直接ぶち込むスタイル絶対似合う。
あと、屋上駐車場がきもちよかった。いい天気。
寒くなかったらピクニックしたかったねと話した。
ごはん
前菜?ひとまずサーブしてくれた肴たち。
小鉢たくさんってしあわせだ!!!すごい!
▼美味しいやつらの正体
・貝のわさび和え
・なまこ
・切り干し大根
・松前漬け
・ぶり?
・いわし?あじ?
・しめさばと板わさ
板わさ、わさび苦手なので少なめのやつを食べたらとても辛かった。中にたっぷり入ってる。策士は見た目にたくさんだと中に少なく、見た目に少ないと中にたっぷりわさびを仕込んでた。まんまと涙目になっていた。
切り干し大根のつけもの?お出汁でぎゅっと漬けられたやつが無限白米案件だった。家でもやろう。
なまこ、食べたことないと話してて、初挑戦に相成りました。
「全然生臭くない!食感の強いイカみたい」
「分かる。あとナタデココに似てる」
「似てる〜。」
「ナタデココ醤油で食べたらなまこ…?」
「…??」
いつかチャレンジします。
お酒
みんなビールとか日本酒頂いてる中、子供舌のわたしは果実酒。男梅サワーを炭酸で飲んでたけど美味しくてカパカパ飲んでしまった。
ペースはやい。肴もおいしい。さいこう。(語彙力3)
美味しくて楽しくて、すんごく眠い。
美味しい日本酒。
醸し人九平次。(かもしびと くへいじ)
甘いお酒しか飲めない子供舌なので、澪とかとても好きなんですけど。
澪を飲んだ時の美味しさを3倍濃縮した感じでした。目がぎゅんっと覚めた。これが、美味しい日本酒ってことなのか!
澪×3≠醸し人九平次。澪を3杯飲むなら九平次を0.5杯でもいい。
家で年に2回ぐらいしかお酒を飲まないのに、好きなお酒はちまちま集めてるわたし。
いまのところ自宅の戸棚の中には
がある。
胡麻焼酎をココアに入れるのも大好きだったけど、あまりにも減らないから友人宅に寄贈した。
我が家の常備にしたいとかいうか、一度は親にも飲ませたいな〜という美味さだった。
醸し人九平次、めもめも。
寿司
スーパー☆料理上手マンが握った寿司は美味いにきまってる。
シャリが小さめでお上品。口に放り込みやすいな、と思ってたら
「この後鍋食べるから、軽くね」みたいなこと言ってて気遣いパーフェクトじゃん…と感激しながらぱくぱく食べた。
とびっこ、とびすぎてる。
しょっぱくなってたお口にやさしいたまご
◼︎いったんやすみ
アンコウのおみそ汁も頂いた。
この日は初めて食べるものが多い。人生初アンコウ。キモが浮いてて、はふはふ食べた。お酒飲みすぎた胃にやさしい。
さてはて、わたしはとにかく眠かった。
会社の飲み会だと緊張するのでビールを7杯とカクテルを何杯か飲んでもふんわり程度だった。(駅で分かれた後に、安堵でグラッと酔いがくる)
地元で友達と飲むときが一番酔う。安心しまくりで何も気にしてない。それ故に、2杯でふらふらになって歩くのが覚束なかった記憶が1度だけある。
この日も完全に心を許してしまっていた。メンバーが全員いいおとなで、みんな大好きで、朝遅れて申し訳なかったな、とか年が変わる前に会えてよかったな、とかあれこれ膨らませてたら睡魔に寝かされた。
「2回も寝たしいびきもかいてたよ」と。お恥ずかしい。でもとてもいい気分だった。
てっちり鍋の部
夢から覚めたころに、てっちり鍋が振舞われた。
不織布すらうつくしい
おフグ様
付属の【特製ポン酢】がどえらいにおいしさで、フグの美味しさを何倍にもしてくれた。1+1=4ぐらいに強くなってる…
フグを堪能したら、美味いお出汁で雑炊。美味しくないわけがない。
たまご、ふわんふわん。お布団みたい
しめのデザート
さてはて、遅刻したために「ひとりでケーキ買ってこい!」とか「コンビニでアイス買ってこい!」って散々からかわれたけど、結局みんなで買い出しに来た。優しい。ごめんね。
コンビニ袋いっぱいの甘いものを買ういい大人たち。大人でよかった。
こんなにコンビニスイーツを食べることがあるだろうか?おそらくそうそうない。
これ以外にも各人アイスを1つずつ食べてたり。スイーツパーティー冬の部。
(背景のひどい豹柄はわたしの上着のインナーです)
ぐだぐだにお菓子をほおばって、だべって、ころごろしまくってたらもうとっぷり夜のいい時間になってしまった。
帰る
祖母が田舎から遊びに来てるのもあり、その日は素直に帰路についた。
帰り道で、ブリーという名前の飲食店を見かけた。
「冬はチーズ、春は鰤。他の季節はなんだろう」
「夏はブリトニースピアーズ」
「じゃあ秋はぶりぶりざえもんね」
「完全によっぱらいの会話」
完全に酔っ払ってた。心底気持ちよくて、苦手な冬の寒さすらうれしかった。
酔っ払いは、小田急組のふたりと「良いお年を」と分かれて帰路につきました。
いい日でした。宅飲みすてき。
暖かなお住まいを覗かせてくれてありがとう。寒い台所で、ずっとごはん仕込んでくれてありがとう。ゲラゲラあほみたいに笑いまくっていい日だった。
まぶしいご夫婦と大好きな友達とのしあわせすぎる宅飲みでした。
おしまい。